【8/29】日本でイチバン長い14時間K耐久

問:HSR九州 HP:イベントページ

真夏のKカー14時間耐久フェスティバル in 九州
HSR14時間が今年もやってくる!!

2014.9.6~7第1回大会 Preview

_MG_9365年、熊本のHSR九州で開催された「HOT-K with HSR九州真夏のKカー14時間耐久フェスティバル in 九州」。14時間を2日間に分けて走る、九州ではいまだかつてない超ビッグな耐久レースだ。その一大イベントが、今年は8月29日~30日の2日間に開催! その前に、昨年のイベントの模様をダイジェスで紹介しよう。

催者はもちろん、エントラントも経験したことのない2日間14時間耐久レース。スタート直後から、アクシデントやマシントラブルでピットインする車両が続出だったが、2日間の開催とありマシンを修復してほとんどのチームがコースに復活。長丁場の耐久レースだけに、チェッカーを受けた時の感動はひとしおだった。

た、1日目の夜は、HSR九州近くのホテルでレセプションを開催。1日目の走行ビデオ上映を鑑賞しながら、上位チームの挨拶や豪華賞品が当たるビンゴ大会が行われ、会場は大盛り上がり! 普段ゆっくり話すことのない、他チーム同士が交流できたのも、この14時間耐久ばらではでなかろうか。そして、7日は「HOT-Kミーティング」を同時開催。ギャラリーで来たスポーツ&ドレスアップKカーが集まり、撮影会を行ったゾ!
今年開催の申し込み締め切りは過ぎたが、エントリー枠も若干あるとのこと。詳しくはHSR九州ホームページをチェックしてみよう!

2016.9.6_7 RESULT

真夏のKカー14時間耐久レース決勝結果


同日開催の、
QBM・九州ビートミーティング

レポートはこちら>>>

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今年の2015年イベント概要告知

HSR九州真夏のKカー14時間耐久フェスティバルin九州
土曜日6時間・日曜日8時間 合計14時間耐久

(開催日)
2015年 8月29日(土)・30日(日)

(クラス区分)
・NA-1クラス
・NA-2クラス
・Turboクラス

(参加費)
97,200円~ (税込)

(参加資格)
HSR九州4輪説明会修了証及び普通自動車運転免許証を所持していること。
20歳未満の方は親権者の承諾書と印鑑証明書が必要です。

(問い合わせ、エントリーはホームページにて)
http://www.hsr.jp/motor_sports/circuit_course/event/hotk_with_hsr.html

エントリーマシン

チーム PICK-UP!!

#5 e-Meister’s

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_IMG_15674週目で左側に流れ、縁石に落ち1回転半してしまった。ボンネットがへこみフロントガラスにヒビが入った。そのまま走行は難しいかと思われたが、エンジンミッションなど足回りは生きていた。主催者に相談したところ、テーピングなどで補強し、他の車両に迷惑をかけないよう補強をすることを条件に、好意で続行できた。約20分でマシン復旧。結果NA-1クラスで3位。

#9 カーハーツ+NAY

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IMG_7157地元のサラリーマンチーム。普段は2カ月に1度くらいのペースで、エムズ走行会に参加している。メンバーが5人しかいないので、毎回人集め&金集め&体力温存に苦労している。車のメッキはカッティングシートを貼っている。純正シングルキャブレターで頑張っているそう。今回の参加者の一人は、朝出張から帰ってきて、そのまま参加。そのためシャツにスラックスという通勤スタイルで走った。前日に走行では、オーバーヒートぎみだった。そのため朝一でショックを交換したが、タイヤのマッチングがよくなかったようで、また何周目かでショック&バルブタイミングを交換した。予想外の交換があった割には、よく頑張れたそうだ。

#12 サンルイス アル中軽輪部

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2日目のスタート45分後に、2コーナーを突っ込みすぎ、アクセルを抜いたとたんコロンと転倒! 運転席側のフロントタイヤが後方に3㎝オフセットされフレームも押された状態に。そこで、油圧プレスとグラインダーとサンドペーパーとガムテープを急きょ買い出しに。油圧プレスでフレームを伸ばし、曲がったボディはグラインダーで調整。かろうじて足まわりは無事だったとか。フロントガラスが割れたのは、全体の1/3で走行には問題ないということで、、血まみれになりながらセロハンテープで補強。エンジンも奇跡的に無傷だったので、ピットインから3時間後に見事コースに復活! 気合と根性と最後まで諦めない気持ちが、アルトバンに命を吹き込んだ!

#15 おしるこパーティー

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IMG_1576白木さんご夫婦が中心となって、知り合いに声をかけて作られたチーム。チームメンバーの中には20代の“ゆとり世代”が2人いる。この2人が争いごとが苦手のようで、本当は早いのに相手を抜かすことに躊躇してしまうそう。白木さん(奥様)が叱咤激励をして教育し、最近ようやく戦闘心が芽生えてきたようだ、と嬉しそうに話す。ちなみに「おしるこパーティー」のチーム名の由来は、チーム発足当初、スタート前に必ず自販機で売っている「おしるこ」を飲んで、気合いを入れていたことこから、縁起を担いで名前にもおしるこを付けたそう。
2日間の耐久。しかも初日の夜にはパーティーもあり、本当に楽しいイベントだった。また絶対やって欲しいとのこと。

#17 オペラパフォーマンスC定時制

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_IMG_1577リーダーの山本氏が関東にいた時代に知り合った仲間に声をかけ、この耐久に出るために即席で集まったチーム。メンバーの中には、ゲームソフト「グランツーリスモ」を作ったメンバー2人が在籍。この耐久に挑むために、HSRを上空からグーグルでトレースし、HSRのサーキットコースのゲームを作った。山本氏のタイムを参考に、コーナーのシミュレーションをゲームで徹底的に覚えて挑んだそう。その成果が出て、Turboクラスで見事優勝。

#18 ウスラレーシング★大将軍

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IMG_7420ブーストアップ及びブースト圧に合わせた再コンピュータセッティングをしてきた。タイヤの消耗を押さえるため、サスを手直して足回り強化してきた。

#76 TMR★eガレ★JA4

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IMG_6834マシン軽量化を図り、リア部分をアクリル加工したが、思うように軽量化できず、かえって重たくなったかもしれない…とのこと。

#268 HOT-Kチーム

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HOT-Kチームも初の14時間を盛り上げるべく、お馴染みのアルトバンを持ち込み参戦。チームのメンバー構成は、ボルドワールドの小林代表、ハーテリーの四方代表、タイヤショップT2の梶井代表、カート界から世界の坂さん、そして、九州は地元のJaws山本自動車の山本代表とHOT-Kスタッフの櫛橋さん、これに岡田編集長が加わるというドライバーラインアップ。雑誌の企画でどこよりも先駆けて走らせてきた熟成の進んだHA23アルトバン。14時間という長丁場でトゥデイ勢にどこまで挑めるかが焦点だったが、やはり相手は一枚上手。両日ともノントラブルで快走を見せ、NA-2クラスの優勝は遂げたが、総合では7位フィニッシュでレースを完走した。

レセプション

HOT-K ミーティング


Text by Tetsuko Kushihashi


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