2015年1月31日/カテゴリ: 作成者: https://racersnavi.com/archives/author/kishino/

開催日:2014年12月21日 場所:岡山国際サーキット 主催:岡山HOT-Kミーティング事務局(アシスト)http://mce-assist.jp/hot-k/

Ken’z CRAFTゼブラエッセが圧勝!
2014年の岡山NA660最終戦を制す

果たしてシリーズの行方は?

オープニングラップで多重クラッシュ 赤旗再スタート!

2014年シーズンからチャンピオンシップをかけシリーズ化された岡山NA660スプリント。岡山国際サーキットを舞台に年3戦が開催され、その合計獲得ポイントで選手権を争うこととなった。12月21日の最終戦(第3戦)には36台がエントリー。いまなお人気の衰えを知らないNAレース。ラウンドを増すごとにマシンもカラフルになり、ピットやパドックも賑やかな雰囲気に包まれてた。

予選が始まる頃は、12月の岡山国際とは思えないほどのあたたかさ。しかしながら、昨晩からの雨と雪の影響でまだまだ路面はセミウェット。そんななか、予選を制したのは#8Ken’z CRAFTゼブラエッセのけんちゃん選手。タイムは2’13.477。乾き切っていない路面でこのタイムは脅威。2位に2.6秒もの大差をあけてポールポジションを獲得。予選2位は、#3T-CarsSport’s 2号機 セ界の金田選手でタイムは 2’16.090。3位には、#2 GO-Powerアルト2号機の柴田幸毅選手が2’16.215のタイムで続く。

スタートは、ポールポジションのKen’zCRAFTけんちゃんが一気に飛び出し後続を引き離す勢いで1コーナーをトップでクリア。しかし、その先の2コーナーで多重クラッシュが発生しレースは赤旗中断。前走者のスピンによって行き場所をなくした#17オートサービス山崎アルトの山崎昭博選手と#57 TimelyアルトIDI速人CAD57のNakaji選手が接触クラッシュ。前戦までで、山崎は2クラスのシリーズポイントランキングトップ、Nakajiは3位。主役とも言える2人が早々に姿を消してしまった

赤旗中断からの再スタート。やはり強かったのはけんちゃん。圧倒的な速さをライバルに見せつけた。

再スタートもこの日のけんちゃんは強し!

再スタートの1コーナーを制したのもポールのけんちゃん。予選でライバルより2秒以上も速かった勢いのまま、決勝でも2位以下をグングンと引き離す展開。この日のけんちゃんは強し! オープニングラップは、けんちゃんがトップ、2位以下は、チームMRTパラダイスアルトのナリちゃん、T-Cars Sport’s 1号機のてらちゃん、T-CarsSport’s 2号機セ界の金田、キャドカーズエッセBY川晋工芸の山田、DXLタッチRC☆キャドカーズタウリン高嶋、キャドカーズL250ミラVVTの吉本が続く。

中盤から終盤にかけてもけんちゃんがトップを独走。2’08.703の全体のファステストラップもマークして、終わってみれば、2位に約10秒の大差をつけて圧勝。2位には予選6位から這い上がってきたT-Carsのてらちゃん。てらちゃんは2クラス1位でゴール。ライバルの2台がリタイヤしたこともあってシリーズチャンピオンを決めた。3位にはパラダイスアルトのナリちゃんが入った。3クラスのトップはセ界の金田。1クラスや2クラスの上位勢と混じりながらも安定したラップでクラス1位でゴール。結果を残す走りで、無事に3クラスのシリーズチャンピオンも決めた。オートマ車両限定の4クラスは、東北660選手権でも活躍している、遠征組の長谷川選手が優勝した。その4クラスには、ひでっち選手が電気自動車のi-MiEV(アイ・ミーブ)を持ち込みレースを沸かせた。

予選結果
決勝結果

2014年 岡山NA660選手権ランキング

1クラスは、前戦までのランキングトップ兼信剛史選手(マクソンアクエリアスアルト)が、チームメイトのyossy選手の欠場もあってチャンピオンを獲得。2位には最終戦で圧倒的パーフェクトウインを決めたけんちゃん選手が6位から2位へとジャンプアップ。3位には、最終戦でクラス3位に入ったタウリン高嶋選手が入賞した。

2クラスは、Rd.2までの合計ポイントで山崎昭博が1位、てらちゃんが2位、Nakajiが3位。最終戦ではなんと、その、山崎とNakajiがスタートの2コーナーで接触してしまい、再スタートできずリタイヤ。最終戦で1位になった、てらちゃんが逆転のシリーズトップ。山崎とNakajiは、他のライバルも下位に沈んだことから、それぞれ、2位と3位を獲得した。

3クラスは、ここまで全戦優勝のセ界の金田選手が最終戦でも優勝して見事にシリーズチャンピオンを獲得。全戦2位でファイナルラウンドを迎えた田中勇弥選手(DIXCEL アルト)だったが、最後も金田に一歩及ばず合計ポイントでも2位。3位には、なべさん選手(T-CarsSport’s 5号機)が最終戦でクラス4位に入ってシリーズ3位をゲットした。


[ PR ]