2015年2月12日/カテゴリ: 作成者: https://racersnavi.com/archives/author/okada/

下井カプチーノが
スーパーチューンド優勝!!

開催日:2014年12月21日 場所:岡山国際サーキット
主催:岡山HOT-Kミーティング大会事務局(アシスト) http://mce-assist.jp/hot-k/

予選

岡山HOT-Kミーティングのなかでも、もっともラップタイムの速い大迫力のレース展開が楽しみなスーパースプリントレース。このトップカテゴリーレースは、ショップデモカーやハードチューニングが施されたターボマシンが属する【スーパーチューンドクラス】、ライトチューニングのターボマシンの【660ターボ】、それとハードチューング仕様のNA車両による【チューンドNA】の3クラスに分けられている。タイヤの使用に制限はなく、Sタイヤの使用も可能。

昨晩からの雨で路面が乾き切らないまま行われた予選では、スーパーチューンドクラスのNo.9レーシングチーム下井2号車/カプチーノの下井選手が、1’57.003のタイムを叩き出しポールポジション(全体の1位)を獲得。同じくスーパーチューンドのNo.1サンダーレーシングJUNカプ/カプチーノの久保選手が2位、No.7キャドカーズ660コペンF5+カム/コペンの石川選手が3位というオーダー。そして、それぞれ各クラスは、660ターボがNo.10セルボモード・スポーツ4WD/セルボモードの板倉選手が2’02.676でトップ、チューンドNAは、No.23レーシングチーム下井9号車/JA4トゥデイの新藤選手が2’03.657で予選1位を獲得した。

予選は、トップ下井と2位久保のカプチーノがフロントローを獲得。戦闘能力的にはほぼ互角の2台。

決勝

12台のマシンによって争われたスーパースプリントの決勝は、所々路面は濡れているもののほぼドライでスタートすることができた。スタートは、ポールの下井選手が集団から上手く飛び出し、トップのまま1コーナーをクリア。その後を久保、石川が追う展開。序盤、2位につける久保がファステストラップを樹立しながら逃げる下井を追うがスタート直後の出遅れが最後まで取り戻せずにレースは終了。スーパースプリントは終始先頭を走った下井が優勝、2位が久保だった。コペンの石川選手は惜しくもマシントラブルで4周でレースを終えた。

660ターボクラスは、予選トップの板倉選手が優勝。No.14TimelyカプチIDIの前田選手が板倉選手とほぼ互角のラップタイムで肉薄するものの2位でチェッカー。チューンドNAクラスは、予選タイムではクラス3番手だったNo.18ホンダオート岡山2/JA4トゥデイの平木選手が前の2台を抜いてジャンプアップ。決勝中はターボ勢をも上回る1分52秒台をマークして全体でも3位でゴールしてクラス優勝を遂げた。2位は予選トップの新藤選手、3位にはこのレースからワイドボディのNo.25トップワンアクエリアスアルト/HA23Vを持ち込んだ坂本選手が入った。その坂本だが、新規格NA車両でなんと、1’59.772という驚異的なタイムをマーク。これからの成長ぶりが楽しみな1台となった。

ポールポジションからスタートした下井選手が総合優勝し、最高峰のスーパーチューンドクラスを制した。



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